孤独の街角 - KinKi Kids

作詩:Satomi 作曲:Ryoki MATSUMOTO

孤独(こどく)の街角(まちかど)を濡(ぬ)らす
哀しい通り雨が
舗道(ほどう)と心に描いた
大粒(大粒)な模様(もよう)が 胸(むね)、 焦(こ)がす

突然(とつぜん)の雨(あめ)に討(う)たれて
ボクはずぶ濡(ぬ)れのままで
ひとり想(おも)い出(で)をなぞるように
街(まち)を彷徨(さまよう)う

この胸で燻っている(このむねでくすぶっている)
愛は未だ冷めやらず(あいはいまださめやらず)
鈍い痛みが知らないうちに(にぶいいたみがしらないうちに)
加速する(かそくする)

別れて気がついた 初めて(わかれてきがついたはじめて)
この虚しさを埋めていたのは(このむなしさをうめていたのは)
キミだと…(きみだと)

※孤独の街角で
キミの残像を捜してみても(きみのかげをさがしてみても)
足早に過ぎ行く(あしばやにすぎゆく)
群衆の波に掻き消され(
忘れようとすればするほど
ふたり過ごした日々は
鮮やかに色付きながら
ずっと忘れられない…愛になる※

こんなにも まだこんなにも
キミをいとしく憶える
鈍い痛みをごまかしたって
消せはしない

涙を溜めてゆく 儚い
器を誰が名付けたのだろう
心と…

孤独の街角で
愛の 破片、捜してみても
止まること知らない
時間のなかで見失う
忘れようとすればするほど
ふたり過ごした日々は
鮮やかに色付きながら
ずっと忘れられない…愛になる

普天の誰よりも 愛した
キミがいまでも
記憶の中で微笑む

孤独の街角を濡らす
哀しい通り雨が
舗道と心に描いた
大粒な模様を…

(※くり返し)